審査に落ちる原因の第1位は?信用情報(CIC)の履歴が消えるまでの期間

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「仕事も安定しているし、年収も低くない。それなのに住宅ローンの審査に落ちてしまった」という話は、実は珍しくありません。金融機関は、年収や勤務先といった表面上のスペック以上に、ある「目に見えない情報」を重視しています。それが「個人信用情報」です。特に、日本のクレジットカード会社や信販会社が加盟する「CIC(シー・アイ・シー)」に記録されたデータが、審査の成否を分ける最大の要因となっています。

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  • 現代人が陥りやすい「スマホ割賦」の罠
    審査落ちの原因として現在最も多いのが、実はスマートフォン端末の分割払いです。多くの人は「携帯料金を払っているだけ」という感覚ですが、端末代を分割で支払っている場合、それは立派な「ローン契約」です。残高不足で引き落としができなかった際、数日後にコンビニで払えば大丈夫だと思っていませんか?実は、その数日の遅れがCICに「入金不足」として記録されている可能性があります。この「うっかり延滞」が重なると、銀行からは「お金にルーズな人」と判断され、住宅ローンの審査は一発でアウトになってしまいます。
  • CICのマークが意味する残酷な現実
    CICの情報を開示すると、直近24ヶ月分の入金状況が記号で並んでいます。予定通り支払われていれば「$」、1日でも遅れれば「A」というマークがつきます。この「A」マークがひとつあるだけで、審査は格段に厳しくなります。さらに、延滞が3ヶ月以上続くと「異動」という文字が刻まれます。これがいわゆる「ブラックリスト」の状態です。一度この状態になると、どんなに現在の年収が高くても、大手銀行の住宅ローン審査に通る確率は限りなくゼロに近くなります。
  • 履歴が消えるまでの「沈黙の期間」
    では、一度ついてしまった悪い履歴はいつ消えるのでしょうか。CICの規定では、延滞などの情報は「契約終了(完済)から5年間」保存されることになっています。ここで重要なのは「延滞してから5年」ではなく、「完済してから5年」であるという点です。つまり、未払いのまま放置している借金がある限り、カウントダウンすら始まりません。もし過去に事故情報がある場合は、まずは一刻も早く完済し、そこから5年間、一切の遅滞なくクリーンな実績を積み上げる必要があります。

 

自分の情報を「知る」ことが第一歩

審査に不安がある方は、まずは自分で自分の信用情報を確認してみることをお勧めします。CICはインターネットから1,000円程度で即時に開示請求が可能です。自分の情報を見て、もし「A」マークや「異動」があっても、すぐに諦める必要はありません。不動産会社の中には、そうした過去の履歴を考慮した上で、柔軟に審査を通してくれる地方銀行やネット銀行、フラット35などの提案に長けている会社もあります。まずは現状を正しく把握し、プロと一緒に「いつ、どの銀行に申し込むべきか」のスケジュールを立てることが大切です。
今回は信用情報についてまとめてみました、ぜひ、ご自分の信用情報が気になりましたら開示請求を考えてみてくださいね。