
クレジットカードのリボ払いを利用している方は少なくありません。月々の支払いが一定額で済むため、一見すると家計管理がしやすいように感じます。しかし、住宅ローンの審査においてリボ払いは想像以上に大きな影響を及ぼす可能性があります。
「リボ払いの残高が少しあるだけだから大丈夫だろう」と思っている方こそ、住宅ローンの申し込み前に確認しておくべきことがあります。
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- リボ払いが住宅ローン審査に与える影響
住宅ローンの審査では、申込者の全ての借入状況が信用情報を通じて確認されます。リボ払いは借入の一種として扱われるため、その残高と月々の返済額が審査に反映されます。
特に注意すべきなのは、リボ払いの「利用可能枠」です。金融機関によっては、実際のリボ残高だけでなく、カードに設定されているリボの利用可能枠そのものを潜在的な借入として見なすことがあります。つまり、リボ残高が10万円であっても、リボの利用枠が50万円に設定されていれば、50万円の借入があるのと同等に扱われる可能性があるのです。
また、リボ払いの金利は一般的に年15パーセント前後と非常に高く、返済が長期化していること自体が「返済計画を立てる能力に疑問がある」と見なされるリスクもあります。
- 住宅ローン申し込み前にやるべきこと
リボ払いがある状態で住宅ローンを検討している場合、申し込む前にいくつかの準備が必要です。
まず、リボ払いの残高を正確に把握してください。カード会社のマイページや明細書で確認できます。複数のカードでリボ払いを利用している場合は、全てのカードの残高を合計してください。
次に、可能であればリボ残高の一括返済を検討してください。全額が難しければ、できる範囲で残高を減らしておくだけでも審査への影響は軽減されます。
また、使っていないクレジットカードは解約しておくことをおすすめします。前述の通り、カードの利用枠自体が審査に影響する場合があるため、不要なカードは持っているだけでマイナスになり得ます。
リボ払いは「少額だから大丈夫」と軽く考えがちですが、住宅ローンの審査では想像以上に厳しく見られることを認識しておいてください。早めの対策が選択肢を広げます。
- リボ払いが多い場合の住宅購入の進め方
リボ払いの残高が大きく、一括返済が現実的ではない場合でも、住宅購入を完全に諦める必要はありません。
方法の一つとして、リボ払いを含む複数の借入を住宅ローンに組み込んで一本化するという選択肢があります。リボ払いの金利が年15パーセント前後であるのに対し、住宅ローンの金利は変動で1パーセント前後、固定でも2パーセント前後です。一本化できれば金利差だけでも月々の返済額は大幅に変わります。
ただし、この方法が使えるかどうかはお客様の状況や金融機関の判断によって異なります。自分で金融機関に相談するのが不安な場合は、こうしたケースに慣れた不動産会社を通じて相談するという方法もあります。
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一人で悩まず、まずは相談を
リボ払いの残高を誰にも言えずに抱えている方は多いものです。しかし、住宅購入を考えるのであれば、現状を正直に相談できる相手を見つけることが最初の一歩です。
株式会社ライフエステートでは、リボ払いを含む借入がある方からの住宅購入相談を日常的にお受けしています。借入の状況をお聞きした上で、どのような選択肢があるのか、どう進めるのが現実的かを一緒に考えます。金融機関への相談が不安な方も、不動産会社を窓口にすることで気軽に第一歩を踏み出せます。まずはお問い合わせください。